20日(日)パネルディスカッションⅡ「小田原の豊かな海のために」のパネリストの皆さんを紹介します。
武井 正理事長

特例財団法人相模湾水産振興事業団
特例財団法人 相模湾水産振興事業団の第三代理事長。
昭和30~40年代の高度成長期に、相模川や酒匂川の大量取水等の漁業への影響を危惧した相模湾の漁業者は、「漁業災害であるこの種の問題の代償を分配で終わらせてはならないとして、これを基金に、漁業者による相模湾の環境と漁業振興策を将来にわたり実践できる組織を設立」した。
活動は、沿岸環境の調査、下水道の影響調査、植林への協力、マダイ等放流の推進、相模川、酒匂川河口域の漁業振興、毎年の相模湾シンポジウムの実施等、多彩である。
河川取水に対する海の漁業者への見舞金を分配することなく、基金として保持し、海の環境や水産振興を図る財団は、全国でも極めて稀な存在である。
今日、益々課題は多く、相模湾に関する海や川、山の問題にも取り組む姿勢を継続し、全国に誇る相模湾を守る組織である。
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