2011年11月17日木曜日

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介⑧

河野太郎代議士、急遽、国際エネルギー会議へ!!






衆議院議員






11月19日(土)14時からミニ講演④「エネルギーを考える」の講演及びパネルディスカッションⅠ「私たちの生き方を見つめる」のパネリストとして、出演を予定していた河野太郎衆議院議員は、急遽、トルコ・イスタンブールで開催される国際エネルギー会議に出席することになりました。

英語による原発に関するスピーチの派遣指令だそうです。
昨日、その決定が伝えられました。
河野代議士は、2,3日前に急に海外出張命令が出ることは珍しくないとのことです。

実行委員会だけでなく、講演を楽しみにされていた方々には、いかにも残念であります。
ミニ講演については、ビデオスピーチでの登場となります。出国直前の18日午前中に収録いたします。

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介⑦

11月19日(土)、20日(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく出演者・パネリストの方々の紹介です。

19日(土)のミニ講演①「食とどう向き合うか」及びパネルディスカッションⅠ「私たちの生き方を見つめる」、20日(日)のパネルディスカッションⅡ「小田原の豊かな海のために」の講演者、パネリストとして出演される水産庁職員の上田勝彦さんからのメッセージを紹介します。

上田勝彦さん

水産庁増殖推進部研究指導課(普及・育成班)
情報技術企画官
”トークと料理でサカナの魅力を伝える伝道師”

【メッセージ】
こんにちは、水産庁の上田勝彦です。
私の学生時代の研究テーマは、魚付き林でした。
日本列島は、海に囲まれた森の島です。
寒流と暖流が交差する海洋環境を持ち、そこに森林のミネラルが注ぎ込み、世界に類を見ないほど多様な魚類が住んでいます。私たち日本人は古来よりその森を守り海から豊かな幸をいただいてきました。
今、東日本大震災によって、資源の再生や食料としての安全性に不安が広がっています。このシンポジウムを機に、そのことに一人一人の人間としてどう向き合っていくべきかを考えてほしいと思います。

2011年11月16日水曜日

おだわら環境志民フォーラムの事前情報発信

おだわら環境志民フォーラムでは、Twitter/Facebookを使った告知を行っております。
TwitterやFacebookでは、おだわら環境志民フォーラムの事前準備の情報から、当日の内容の告知、ホームページの更新情報等を伝えていきます。
おだわら環境志民フォーラムのWEBサイト、そして、Twitter/Facebookの存在を、皆様の周囲の方にぜひ、紹介いただき、この取組を多くの友人・知人へと広がることで徐々に大きな動きにつながります。

おだわら環境志民フォーラム

WEBサイト
http://odawara-shimin.com/

Twitterアカウント
http://twitter.com/#!/odawarashimin

Facebookページ
http://www.facebook.com/pages/%E3%81%8A%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%89%E7%92%B0%E5%A2%83%E5%BF%97%E6%B0%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0/198321330243323

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介⑥

11月19日(土)、20日(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく出演者・パネリストの方々の紹介です。

20日(日)パネルディスカッションⅡ「小田原の豊かな海のために」のパネリストの皆さんを紹介します。
石戸谷博範さん


神奈川県水産技術センター相模湾試験場
専門研究員
 







 定置網の防災対策を実践。今から15年程前までは、急潮という速い流れで定置網が、毎年、数件も破壊されていた。被害額は億単位にもなった。漁業者の年齢は高く、65歳以上がほとんどで、「あとこの漁場は5年ももたねーよ。」と言うさびしい言葉を聴く日々であった。  
これをなんとかしなければと小田原の漁師さんと小田原市、神奈川県が「モデル定置網」を作って、急潮にも強く、魚も獲れて、新鮮な魚で地域を活性化しようと計画を練り、取り組んだ。1998年3月、苦心の末、米神漁場でかつてのブリ定置網時代と同じ規模の80間箱網を備えた「モデル網」が操業を開始した。その後、漁獲は安定し、数度に及ぶ急潮の来襲にも耐え、若い漁業者も定着し、名実ともに、神奈川の「モデル網」になった。
 一方、小田原は、昭和30年代まで日本有数のブリ漁獲量を記録していた。定置網が疲弊していた15年前は、「あんな網では、ブリは獲れない。」との陰口を甘受していたが、今日では各漁場ともに、いつでもブリを獲れる良い網になっている。しかし、なぜ60万本も獲れたブリは、100~1000分の一の漁になってしまったままのか。
 今でも、熊野灘や室戸、日本海の富山湾、丹後半島では、10~20万本のぶりに恵まれている。それらの漁場に足を運び、相模湾と比べると、そこには、自然環境の違いが見えてくる。背後の山々の緑、自然に近い河川、明かりの少ない静かな海岸線等である。科学的に何が原因かを判定することは、容易ではない。しかし、多くの漁師さんから、「昔は河口近くに行けば、何か漁があったのに、今は、逆に河口に行くと何も漁が無くなる。」と言う嘆きを聞く。昨年の台風9号や今年の集中豪雨後の河口や海底の状態などを見ていると、河川等陸域の変化を心配した先人の漁師さん達の危惧が長い年月をかけて具体化してきているのではと考える。それを、いち早く感知したのが沿岸に寄り添うように回遊する「ブリ」なのではないか。

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介⑤

11月19日(土)、20日(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく出演者・パネリストの方々の紹介です。

20日(日)パネルディスカッションⅡ「小田原の豊かな海のために」のパネリストの皆さんを紹介します。

篠本幸彦組合長


酒匂川漁業協同組合






相模湾西部の最大河川、酒匂川を見守る酒匂川漁業協同組合の組合長。
川漁師は、全国的にも河川工事の進展により、極めて少なくなっているが、酒匂川漁協では、この川が本来持っている生物の生息・繁殖環境と美しい風景の両面からの多様性が保全されることを願い、歴代の組合長は、市民の皆さんが楽しく遊べる酒匂川にしたいと努力して来た。
しかし、これまでは、飲料水等に視点を置き、生物が生息しやすい河川環境への配慮が不十分であった。近年、酒匂川では、ウグイ、アブラハヤ、オイカワ、ウナギなどが激減し、環境が改変してきたと思われる。①主な要因は、河川水の大量取水による流量の減少。②礫、砂泥などのダム、取水堰への堆積。③ダム建設、堰、護岸工事などにより、魚類が移動する上流、中流、下流、海の繋がりがうまくいっていない。④各種河川工事により、岩、石、砂、泥などが混在しない河床に変わっている。⑤瀬と淵が失われ平坦な河床に変わった。などがある。
昨年の台風9号の洪水は土砂による渓流の埋没、火山灰の流下によるアユの餌となる石についた藻の剥落など問題は極めて大きい。
今後は、上流域にある山林の保水力の増加による洪水の緩和、魚類が往来しやすく、瀬や淵などが存在する多様性を持った河床の造成に配慮した河川改修を望んでいる。

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介④

11月19日(土)、20日(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく出演者・パネリストの方々の紹介です。

20日(日)パネルディスカッションⅡ「小田原の豊かな海のために」のパネリストの皆さんを紹介します。

武井 正理事長


特例財団法人相模湾水産振興事業団

特例財団法人 相模湾水産振興事業団の第三代理事長。
昭和30~40年代の高度成長期に、相模川や酒匂川の大量取水等の漁業への影響を危惧した相模湾の漁業者は、「漁業災害であるこの種の問題の代償を分配で終わらせてはならないとして、これを基金に、漁業者による相模湾の環境と漁業振興策を将来にわたり実践できる組織を設立」した。
活動は、沿岸環境の調査、下水道の影響調査、植林への協力、マダイ等放流の推進、相模川、酒匂川河口域の漁業振興、毎年の相模湾シンポジウムの実施等、多彩である。
 河川取水に対する海の漁業者への見舞金を分配することなく、基金として保持し、海の環境や水産振興を図る財団は、全国でも極めて稀な存在である。
今日、益々課題は多く、相模湾に関する海や川、山の問題にも取り組む姿勢を継続し、全国に誇る相模湾を守る組織である。

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介③

11月19日(土)、20日(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく出演者・パネリストの方々の紹介です。

20日(日)パネルディスカッションⅡ「小田原の豊かな海のために」のパネリストの皆さんを紹介します。
高橋征人組合長



小田原市漁業協同組合代表理事組合長、
神奈川県漁連会長




 県下一の米神定置網漁場を有する組合の長、家業としても後継者(ご息子)が定置網を経営。組合の定置網を県下の「モデル網」として、漁具の安全対策、殺菌冷海水機による漁獲物の高鮮度化、定置従業員の平均年齢30歳等、定置網経営に成功を治めている。
 2010年の台風9号による酒匂川洪水により、大型流木や濁水による泥が漁場に流れ出し、水産資源への悪影響に苦慮している。本年も台風による酒匂川の大水があり、漁場への影響は継続中である。酒匂川の河床や飯泉取水堰に溜まった土砂については、そのまま流すと海洋環境への悪影響が懸念され、また、河川氾濫による市民への危険性もあり、早急な撤去を望む。酒匂川の流木や濁水の問題は、沿岸漁業にとり死活問題である。

2011年11月6日日曜日

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介②

11月19日(土)、20(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく講演者・パネリストの方々の紹介です。


大熊 孝先生




新潟大学名誉教授、

NPO法人新潟水辺の会代表。

① フォーラムご出演にあたってのコメント
今まで市民は行政に対して何かを施してもらう受身の対応しかしてこなかったように思います。「環境志民」 という言葉とともに、このフォーラムが行政と市民の共催であること
に、新しい時代の到来を予感します。

② フォーラムでお話いただく内容
明治以降の近代化は、自然を克服と利用の対象としか見ず、技術力で徹底的に自然を破壊し、自然と人の直接的関係や共同体における絆を前近代的束縛と捉え、それらからの自由を標榜して、個人主義を徹底し、市場経済を推し進め、地方住民の犠牲の上に、中央集権を強化してきたといえる。

こうした近代化がほぼ達成された現代において、千年とか数百年に一度という地震、津波、豪雨、そして原発事故とによる放射能汚染がたて続けに発生し、技術力に頼ったハード施設では身を守ることができないことが明らかとなった。まさに、
“怒り狂っている”としか言いようがない自然からの猛烈な反撃にあっている。こうした時代に必要なのは、サバイバルできる個人の生命力であり、共同体として、大地の記憶を伝え、互いに支えあうソフトな防災力でないかと考える。すなわち、“自然災害に強い社会”ではなく、“自然災害をうまく受け流し、自然の恵みに感謝し、自然と共生した社会”が求められていると考える。

2011年10月11日火曜日

おだわら環境志民フォーラムの出演者紹介①

11月19日(土)、20日(日)の両日、小田原市生涯学習センターけやきで開催する標記フォーラムにご出演いただく講演者・パネリストの方々の紹介です。

田中 克(まさる)先生


京都大学名誉教授、NPO法人森は海の恋人理事
2003年に「森里海連環学」を提唱。

① フォーラム参加にあたってのコメント
 海と森(山)のつながりの中で持続的に心豊かに生きる道を考えるにふさわしい小田原から全国に、世界にメッセージを発信できればと願っています。

② フォーラムで話す内容
 今年は国際森林年にあたります。日本は、高度に発達した国でありながら、北欧と並ぶ世界で森林面積率が最も高い国です。一方、周囲は多くの島と多様で複雑な海岸地形からその総延長は世界でも有数の長さを誇ります。この森と海の国日本ならではの、そして日本から世界が生きる道を発信する今日的意義はとても大きいと思われます。
 古来、森と海の国日本には、稲作漁労文明とも深く結び付く“魚附き林”という先人の知恵が有り、海辺の森が大切にされてきました。その流れを現代的に継承した社会運動の展開が“森は海の恋人”と言えます。この運動の科学的根拠を解明する新たな統合学問として“森里海連環学”が世界に先駆けて誕生しています。さらに、近年、森と海のつながりは海辺のみでなく、大陸と海洋(外海)の間にも存在することが解明されています。おりしも東北太平洋沖では巨大な地震と津波が発生し、日本が生きる道を根源的に考え直す課題に直面しています。“日本列島魚附き林構想”こそ、より持続的にそして心豊かに生きる道を開くに違いありません。

2011年10月10日月曜日

おだわら環境志民フォーラム開催へ経緯(その3)

11月19日(土)、20日(日)に開催するおだわら環境市民フォーラム開催
にこぎつけた経緯をお伝えし、開催への協賛をお願いしようとするものです。




≪3月11日東日本大震災からあまりにも多くの犠牲を伴って得た教訓≫
 3月11日には東日本大震災と原発事故が発生し、未曾有の被害をもたらした
悲しい大災害となりましたが、それとともに私たちに対し、これまでの暮らしの
あり方、とりわけエネルギー問題について大きな課題を突きつけるものでした。
 3.11から半年余り、甚大な犠牲を伴って、この震災から得た教訓の一つに
“エネルギーは安全でなければならない”、そして、“後世にあまりに重く辛い負
の遺産となる原子力エネルギーは、代替されなければならない“という課題です。
 このタイミングを捉え、官民を挙げて地域エネルギー自給構想を練り、実現し
なくてはなりません。

≪身近な自然環境との共生という視点から持続可能な地域社会を考えよう≫
 今、私たちが自信を持って次世代の子や孫らに引き継いでいくべき負の遺産を
残さない暮らしのモデルを改めて考えるとき、浮かび上がってくるキーワードに
「循環型」あるいは「持続可能」な社会の構築ということが挙げられます。
 何が持続可能であるのか。自然環境との共生という視点に立って、私たちは、
どのような選択をすべきかということを考え、そして実践しなければならない
のかを考えましょう。

2011年10月9日日曜日

おだわら環境志民フォーラム開催へ経緯(その2)

11月19日(土)、20日(日)に開催するおだわら環境市民フォーラム開催
にこぎつけた経緯をお伝えし、開催への協賛をお願いしようとするものです。

≪昨年10月末に行われたローカルサミットからの提案≫
洞爺湖サミットを開催した洞爺湖で第1回ローカルサミットが開催されてから、
昨年の第3回ローカルサミットが小田原で開催されました。最終日に小田原地下
街で全体発表会が行われましたが、その際、提案されましたのが「日本列島魚つ
き林サミット」でした。
日本列島の背骨にあたる山々から大小2万本強の河川が海に注ぐこの国土そのも
のが魚つき林だという視点と発想を持って、日本の国土、海洋の保全再生につな
げるという壮大な目的を持って始めようととの気概から提案されたものです。
小田原を中心とする県西地域も、丹沢などの山々が相模湾全体の魚つき林を形成
している。この小田原から第1回魚つき林サミットを開催しようというものです。
ローカルサミットの主催は、NPO法人ものづくり生命文化機構や学生を中心と
したボランタリーの人々に支えられて行われているものですが、これらの人々が
中心となって開催しようとしていました。
無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティでは、「森の再生からブリの来るまち」
をキャッチフレーズに掲げ、森里海連環という言葉に象徴される魚つき林思想と
もマッチした考え方であり、その開催に協力的な立場でありました。

≪東日本大震災の被災者≫
この提案をされたお一人がNPO法人森は生みの恋人理事長の畠山重篤さんです。
畠山さんは、三陸のリアス式海岸に位置する宮城県気仙沼湾で牡蠣や帆立の養殖
業を営んでいらっしゃいますが、この震災はお母様を失いました。そして、大変
な被災に遭い、結論としては、魚つき林サミットは断念することとなりました。

≪森里海連環の好例、魚つき林≫
今回のおだわら環境志民フォーラムには、小田原を中心とする県西地域が、森里
海といった様々な自然環境の循環により環境と経済が好循環する地域でもあり、
森里海連環の具体的な好例として、魚つき林思想に立った生き方をプログラムに
込められています。

2011年10月8日土曜日

おだわら環境志民フォーラム開催へ経緯(その1)

11月19日(土)、20日(日)に開催するおだわら環境市民フォーラム開催
にこぎつけた経緯をお伝えし、開催への協賛をお願いしようとするものです。

≪無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティの取組の一端≫
これまで、無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティでは、小田原の優れた自然
環境を守り育て、活用するため、小田原の環境の全体像を把握し、環境課題をま
とめてまいりました。
さまざまな環境課題に取り組むためには、環境改善活動の各分野で既に取り組ま
れている多くの市民団体の皆様と環境改善に取り組みたいと考えていられる方々
が課題を共有し、ともに活動するため、つながりを築く必要がある考えました。
そのためには、環境に関する課題や活動などの情報の収集と発信を行う環境分野
のネットワークのハブとなりたいと考えてきました。

≪環境ネットワークまつり≫
こうして自ら定めた使命を果たすため、3月13日に「環境ネットワークまつり」
を計画し、開催への準備を行ってまいりました。

【 2月19日 環境ネットワークまつり説明会】








【 2月19日 実行委員会】








【 2月28日 実行委員会】








【 3月 5日 パンフレット配送準備】








【 3月10日 会場となる地下街での最終確認】








【 3月11日 14:40、準備万端?!】









≪大地震による発災と中止決定≫
ところが、3月11日、午後2時46分、東日本大震災が発生しました。
大地震はこの小田原でも大きな揺れを感じました。
そして、テレビにより報道される東北の町々の被害状況、津波に襲われる惨状を
目の当たりにし、私の目には涙があふれ、こぼれ落ち、止まりませんでした。
即刻、同時開催をする予定だった小田原マルシェほか関係者の皆様へ中止連絡を
し、メンバー、事務局はじめ、それぞれが震災対応に当たった次第です。
原発事故、放射能漏れ、計画停電、節電、・・・いろいろなことがありました。

【 3月13日 イベントどころではなくなった!】










【 3月13日 無念の中止決定の案内】












≪環境改善活動・活用による環境再生から地域再生へ≫
小田原には、山・森・里・川・海など様々なフィールドで環境改善等の活動を行
う市民の皆様がたくさんいらっしゃいます。また、環境を守り育てようという想
いをともにする人々がたくさんいらっしゃると思います。地域の環境課題を共有
し、小田原の優れた自然環境を再生・活用することで、地域を元気にするため、
おだわら環境志民フォーラムはそのきっかけづくりの1つの場と考えています。

2011年10月7日金曜日

おだわら環境志民フォーラムの開催について









 無尽蔵プロジェクトのうち、環境改善活動等を実践する16団体で構成する環境(エコ)シティのチームが中心となって、実行委員会を組織し、次のとおり「おだわら環境志民フォーラム」を開催します。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 東日本大震災は、電力供給不足、原発事故による放射能汚染といった問題を引き起こしました。地域の安定的な経済活動、水や食の安全、安心して生活できる環境など、私たちの生活の基盤となる様々な要素に極めて深刻な影響を与えました。
「3.11」で時代の転換期に立たされた私たちが、行き方を見つめ直し、今何に気づかなければいけないかを考えます。

1 日 時  平成23年11月19日(土)午前10時から
               11月20日(日)午後4時まで
2 場 所  小田原市生涯学習センターけやき【入場無料】

3 主 催  小田原市・おだわら環境志民フォーラム実行委員会

4 内 容
(1)シンポジウム(講演・対談)
   身近な自然環境との共生について森里海連環をテーマとした講演
   放射能問題を踏まえエネルギー地域自給循環をテーマとした講演
(2)ワークショップ&フェア
   環境改善活動団体の活動紹介(パネル展示、ポスター展示)
(3)組織づくり・ネットワークづくり
   環境改善活動をするアクショングループ紹介等



詳細はこちらから 無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティ

2011年2月10日木曜日

『環境ネットワークまつり』実行委員会













 環境(エコ)シティでは、日頃から環境活動に取り組む市民団体や企業の活動発表と、小田原の環境の現状と今後の方向について語り、交流するためのイベント「環境ネットワークまつり」の開催準備をしています。
 本日の実行委員会では、開催趣旨の周知の徹底、出展エリアの決定、説明会開催の進め方、前日・当日準備体制などについて議論しました。

1 日  時  平成23年 2月 9日(水)19:00~20:00
2 場  所  小田原市市役所3階(黄色通路)301会議室
3 内  容  『環境ネットワークまつり』出展者レイアウトほか

【実行委員会の様子】






























【次回】
1 日  時  平成23年 2月19日(土)16:00~18:00
2 場  所  小田原市市役所3階(黄色通路)301会議室
3 内  容  『環境ネットワークまつり』開催の全体調整(予定)
 ※ 同日15:00から参加団体説明会を開催します。

詳細はこちらから 『環境ネットワークまつり』









2011年2月9日水曜日

おだわらエコカープロジェクト勉強会

 2月9日(水)午後4時から無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティのメンバー団体『おだわらエコカープロジェクト(小田原市低公害車普及促進会議・鈴木博晶会長)』では、平成22年度第1回勉強会を開催しました。
 テーマは、『小田原における自然エネルギー利活用の可能性』と題して、東京発電株式会社水力事業部部長稲垣守人様にご講演をいただきました。
 小水力の活用を中心とした内容でしたが、課題が浮き彫りになりました。その一部を紹介します。

日 時   平成23年2月9日(水)午後4時から6時まで
場 所   小田原市役所3階(藤色通路)全員協議会室
テーマ   『小田原における自然エネルギー利活用の可能性』
講 師   東京発電株式会社水力事業部 部長 稲 垣 守 人 氏

【内容】
 取り組みには壁の多いエネルギーであるが、“小規模であればやればできる”。
1 水利用が国に厳しく管理されており、河川法をはじめいろいろな法律で規制されている。
  (慣行水利権と許可水利権)
2 高コスト構造(長寿命高効率なエネルギー変換設計・大規模水力技術の延長・受注設計、受注生産)
3 レディメイドの安価な水力発電機への注目(同効率でも可とする。)。
4 水を管理している団体や水に興味のある方など熱心な取り組みを始めた。
5 水力は、風力や太陽光に比べ、①安定、②高エネルギー密度、③製造過程から製品寿命までのCO2排出が最も少ない。
6 関東地方における導入事例も数多くあるが、必ずしも省エネ対策ではなく、まちおこしや観光資源という目的で設置されている事例も多い。河川のごみをなくそうという運動につなげるケースもある。

【勉強会の様子】






































2011年2月8日火曜日

環境再生プロジェクト -実証(モデル)事業の進捗状況-(その10)













【地域資源】 根府川『白糸川インノウの滝』

 2月2日(火)根府川白糸川のインノウの滝周辺について、簡易な植生調査を行いました。
 この地域の魅力ある資源の1つインノウの滝周辺の植生に特徴があるのか。地域の魅力を理解する上で、行っておきたい活動です。
 その1つの特徴は、オオキジノオだそうです。湯河原には多く生息しているとのことですが、小田原には少なく、ここといこいの森でしか見たことがないと調査された方たちからの報告です。

【オオキジノオ】















【周辺環境】
・ 沢沿いにはアオキが多い。
・ 周囲の植林地にはヒノキの植栽
・ ヒイラギの自生が見られる。
・ 栽培植物の逸出と思われるビワ、お茶、ユキノシタが生育している。



詳細はこちらから 根府川白糸川『インノウの滝を巡る散策路』

2011年2月7日月曜日

環境再生プロジェクト -実証(モデル)事業の進捗状況-(その9)












【身近な森林・荒地】 和留沢『荒地の再生・活用』

 2月6日(日)和留沢での取り組みの第2弾は、“週末農業を超えた開墾作業”でみなさん汗を流しました。
 行った作業は3つ。
 1つ目は、12月12日に伐採した樹木のチップ化。リースした大型チッパーをフル稼働しましたが、あまりに大量な伐採樹木は処理しきれませんでした。引き続き、作業が必要です。
 2つ目は、現地を道沿いに100メートルあまり進んだ先にある2筋の沢の間の丘陵地の伐採作業。原野化した土地を覆っていた樹木が整理されたその地は、子供たちのかっこうの遊び場出現というイメージの斜面です。来夏には小中学生の環境学習のフィールドに使えそうです。
 3つ目は、1月20日から進めてきた間伐作業。残されていた樹木の間伐作業は終えることができ、かなり日当たりがよくなりました。
 20年以上にわたり耕作地としての利用が放棄されていた原野化した現地、その様子すらわからなかった土地の全容がわかってきました。
 具体的にどのような利用を図っていくのか、本格的な議論を始めます。
 極めて大きな可能性を持った豊かな土地をどのように活用していくのか。これは、和留沢での環境再生から地域再生への取り組みです。

【チップ化作業】















【チップにして撒きました】















【丘陵地の伐採作業】≪作業前≫下から 上が見渡せない原野でした!















≪作業後≫ 下から 上まで見渡せるよう整備しました。















上から 環境教育のフィールドに。














【間伐後】



















詳細はこちらから 和留沢『荒地の再生・活用』


2011年2月6日日曜日

『環境ネットワークづくりワークショップ』













ユーモアあふれる軽妙な基調講演

 2月5日(土)『環境ネットワークづくりワークショップ』を開催しました。
 「地域が地域の課題を発見し、解決するための力をつける(地域力の向上)」ことを小田原市における『緑の分権改革調査事業』として模索しているテーマです。
 小田原の環境コミュニティ、さらにはコミュニティの活動の活性化を図るため、環境ネットワークの活性化、プラットフォームのイメージをつくるため、標記ワークショップを開催しました。

 20余年にわたり身近な環境改善活動を実践しているグラウンドワーク三島の“ジャンボさん”こと渡辺豊博事務局長(特定非営利活動法人理事・事務局長、都留文科大学文学部社会学科教授)の基調講演は、『みんなで創る地域協働のしくみづくり』というテーマでお話いただきましたが、ユーモアあふれる中にも、エッセンスいっぱいの学びの多いものでした。体も大きいが、活動のスケールも大きい、それでいてきめ細かい取り組み。そのさわりの部分を少々・・・

【内容】
1 グラウンドワーク三島のとった手法、キーワード・特徴
 ① 地域総参加(協働・パートナーシップ)
 ② ネットワーク化(総力戦)
 ③ コーディネート(調整・仲介)
 ④ 戦略的アプローチ(長期的な視点での取り組み)
 ⑤ ボトムアップアプローチ(下から上へ、地縁団体、地域に根ざした人々との合意形成)

2 「環境再生から地域再生へ」
3 グラウンドワークとは、「街づくりを超えた住民の意識の変革を促進する社会運動」
4 今後の活動の3要素
 ① 環境マネジメント(人材、お金、資機材、情報、事業、管理、リスク管理)
 ② ビジネス
 ③ 活動や組織の運営

【講演の様子】















詳細はこちらから 『環境ネットワークづくりワークショップ』

2011年2月3日木曜日

環境再生プロジェクト -実証(モデル)事業の進捗状況-(その8)















【身近な森林・荒地】 和留沢『荒地の再生・活用』

 12月12日(日)に刈り払いした場所から排出された木々のチップ化作業、刈り払い作業の続きを行うため、2月6日(日)に和留沢で作業を行います。
 草木などに覆われ原野化していた荒地も、刈り払いをしたことで、かなり見通しがよくなってきました。今後のどのように活用していくのか取り組みにもユニークなアイデアが出始めています。

【和留沢『太陽の丘』からの眺め】
 遠くに小田原の市街地を見下ろせる『太陽の丘』はこの地域随一のビューポイント。















【青空の下での昼食風景】
 汗を流し、昼食をともにする“週末農業”は気持ちいいです。















【次回の作業内容】
① 刈り払いにより大量に発生した木材のチップ化
② スギ、ヒノキを間伐して、材として活用
③ 刈り払い作業の続き

【合同作業日】
 2月 6日(日)午前8時から

【作業予定者】
・ 地元自治会等
・ 学生
・ 農業関係団体
・ 環境関係団体
 など

詳細はこちらから 和留沢『荒地の再生・活用』

2011年2月2日水曜日

環境再生プロジェクト -実証(モデル)事業の進捗状況-(その7)












【地域資源】 根府川『白糸川インノウの滝』

 根府川白糸川には7つの滝が存在しています。
 この地域の魅力ある資源の1つインノウの滝。
地域資源としての価値を共有化していこうと地域での話し合いを進めています。
 このエリアの自然観察・植物調査を行いました。

【植生調査の様子】










【インノウの滝】

詳細はこちらから 根府川白糸川『インノウの滝を巡る散策路』

2011年2月1日火曜日

『環境ネットワークまつり』実行委員会の開催













 環境(エコ)シティでは、日頃から環境活動に取り組む市民団体や企業の活動発表と、小田原の環境の現状と今後の方向について語り、交流するためのイベント「環境ネットワークまつり」の開催準備をしています。本日実行委員会を開催し、全体調整や役割分担などについて議論しました。今後、イベントの詳細を決定していきます。

1 日  時  平成23年 2月 1日(火)16:00~18:00
2 場  所  小田原市市役所4階第3委員会室
3 内  容  『環境ネットワークまつり』における役割分担


【実行委員会の様子】















【次 回】
1 日  時  平成23年 2月 9日(水)19:00~21:00
2 場  所  小田原市市役所3階(黄色通路)301会議室
3 内  容  『環境ネットワークまつり』出展者レイアウト(予定)

【次々回】
1 日  時  平成23年 2月19日(土)16:00~18:00
2 場  所  小田原市市役所3階(黄色通路)301会議室
3 内  容  『環境ネットワークまつり』開催の全体調整(予定)
 ※ 同日15:00から参加団体説明会を開催します。

詳細はこちらから 『環境ネットワークまつり』






2011年1月29日土曜日

2月5日(土)『みんなで創る地域協働のしくみづくり』ワークショップのご案内














 活動のより深めるためにはネットワーク形成が肝要でありますが、小田原市全域を視野に入れた取り組みの推進の検討を行うために緩やかな連携によるプラットフォームのあり方をテーマにしたワークショップです。
 現在、プラットフォームの構築が市民の手で着手されつつありますが、市民・企業・行政の三者が関わり、それぞれが長所を出し合い、短所を補完しあえる「協働のプラットフォーム」により推進することが望まれます。環境コミュニティの視点からどのような小田原を創るのか合意した目標を掲げ取り組むためのワークショップを開催します。
 参加ご希望の方は次までお申し込みください。

担当:小田原市環境政策課
電話:33-1473(直通)

1 日  時  平成23年2月5日(土)午後1時30分~3時30分
2 場  所  小田原市役所6階601会議室
3 内  容
(1)基調講演
      「みんなで創る地域協働のしくみづくり」
      特定非営利活動法人グラウンドワーク三島理事・事務局長
      都留文科大学文学部社会学科教授  渡 辺 豊 博 氏
(2)グループディスカッション(課題や悩み)
(3)まとめ・グループ発表
(4)講評

【講師】



























2011年1月26日水曜日

生(いき)ごみクラブからのお知らせ













段ボールコンポスト用基材交換のお知らせ

 段ボールコンポストで生ごみ堆肥化に取り組んでいる皆様の今年度3回目となる交換基材の無料配布を今日から行っています。交換基材をお受け取りいただき、引き続き生ごみ堆肥化にお取り組みいただきますようお願いします。

第3回目交換基材の配布日程

【日 時】  平成23年1月26日(水)~2月4日(金)
       午前8時30分~午後7時まで(土日を除く。)
【場 所】  市役所4階(黄色通路)環境政策課窓口
       (予約は不要です。午後6時以降は1階守衛室口からお入りください。)
 ※ この他、地域連絡所などでも配布しておりますので、地域連絡所でのお受け取りご希望の方は事務局(生(いき)ごみクラブ事務局 33-1471)宛ご連絡ください。

【基材交換の様子】















詳細はこちらから 『生(いき)ごみクラブ』

2011年1月25日火曜日

第4回環境再生プロジェクト検討委員会開催













 平成22年度の第4回環境再生プロジェクト検討委員会が開催されました。

1 日  時  平成23年 1月25日(火)19:00~21:15
2 場  所  小田原市市役所4階第4委員会室
3 参加委員  10名
4 内  容  
(1)実証(モデル)事業の経過報告
(2)報告書の内容について
(3)次年度以降の方向性について
(4)その他

【検討委員会の様子】

 













詳細はこちらから 『環境再生プロジェクト検討委員会』

2011年1月24日月曜日

『環境ネットワークまつり』参加団体募集説明会












 3月13日(日)開催予定の『環境ネットワークまつり』への参加団体募集のご案内をする説明会を開催しました。24団体、40名ほどの参加がありました。

1 日  時  平成23年 1月24日(月)16:00~17:00
2 場  所  小田原市市役所4階第4委員会室
3 主  管  無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティ
4 主  催  『環境ネットワークまつり実行委員会』
5 内  容  『環境ネットワークまつり』参加団体募集説明会

 環境(エコ)シティの鈴木コーディネーター、会議のメンバーが開催趣旨やイベントの概略説明をいたしました。

【参加のための情報】
※ 参加を希望される団体
  2月6日(日)までに『「環境ネットワークまつり」参加申込書』を実行委員会事務局(環境政策課内)に提出してください。
※ 参加申し込み団体への詳細な説明会
  2月19日(土)午後3時から市役所で開催します。
※ メーリングリストへの参加
  今後の情報の発信をメーリングリストでも行いたいと考えています。参加ご希望の方は参加申込書にその旨をお知らせください。

【説明会の様子】















【その後開催された実行委員会の様子】















詳細はこちらから 『環境ネットワークまつり』

2011年1月22日土曜日

おだわらエコカープロジェクト勉強会開催のお知らせ

 無尽蔵プロジェクト・環境(エコ)シティのコーディネーターである小田原市低公害車普及促進会議(おだわらエコカープロジェクト、鈴木博晶会長)では、「小田原をエコカーで日本のモデル都市にする」ということをテーマに活動しています。
 今後は地域の自然エネルギーを地域で利用していくことを積極的に検討していくために「小田原における自然エネルギー利活用の可能性」というテーマで勉強会を開催します。
 おだわらエコカープロジェクトの勉強会ではありますが、若干の空きがありますので、環境(エコ)シティメンバーの方で参加をご希望の方はお知らせください。

1 日 時  2月 9日(水)午後4時~6時
2 場 所  市役所3階紫色通路全員協議会室
3 テーマ  「小田原における自然エネルギー利活用の可能性」
4 講 師  東京発電株式会社 水力事業部
        部長 稲垣守人(いながきもりひと)氏

事務局 担 当  小田原市役所環境政策課
    電 話  33-1473(直通)
    F A X  33-1487

2011年1月21日金曜日

第4回環境再生プロジェクト検討委員会の開催について













 平成22年度第4回環境再生プロジェクト検討委員会を開催いたします。

 日 時  1月25日(火)午後7時~9時
 場 所  市役所4階 第4委員会室

傍聴を希望する方は、直接会場へお越しください。
(守衛口からお入りください。)
事前申し込みは不要です。
傍聴受付は、当日の午後6時30分から行います。
 定 員  20名

【検討委員会の様子】















詳細はこちらから 『環境再生プロジェクト検討委員会』